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フィナステリドを服用しても効果がでない人へ【多方面からのアプローチが必要です】

「フィナステリドを服用して半年以上経つけど、あまり効果が感じられない。」

「本当に薄毛の改善ができるのか?」

このように薄毛治療を始めたけれどなかなか結果がでない人も多いです。

でも安心してください。正しい知識を持って薄毛治療に取り組めば必ず結果はついてきます。

この記事を書いている自分は美容師歴17年で、薄毛対策に特化したメンズ美容室を経営しています。
この記事を最後まで読めば、自分に足りていない行動が分かるので明日からの薄毛治療に活かすことができます。
是非最後までご覧ください。

薄毛の進行スピードは人によって違う

少し難しい話をすると男性型脱毛症(AGA)は男性ホルモン(テストステロン)と5αリダクターゼが反応してジヒドロテストステロンに変換されることから始まります。

ジヒドロテストステロンは薄毛の因子になので、頭頂部に存在するとだんだんと薄毛が進行していきます。

少し分かりづらいと思うので、他の物に例えて考えてみましょう。

コップに水が満タン入っている状態をイメージして下さい。これが健康な人の髪の状態です。

男性型脱毛症(AGA)が進行している人はコップの底に小さな穴が空いている状態です。

何もしなければだんだんと水は減ってしまいますね。水は髪の栄養素だと思って下さい。水が少なくなると髪は抜け落ちてしまいます。

遺伝によって体内の5αリダクターゼの量は違うので多い人はジヒドロテストステロンも多くなり薄毛の進行が早いと言われています。

コップの穴が大きいと思って下さい。水はどんどん減っていきますよね?

穴を防ぐ役割がフィナステリドです

何も対策をしないと水はどんどん減っていくので、何かしらの方法で穴から出る水を防がなければなりません。

現時点で穴を塞ぐ効果的な方法とされているのがフィナステリドの服用です。

フィナステリドを1日1錠(1㎎)服用することで体内でテストステロンと5αリダクターゼの反応を防ぐ事ができます。

巷では様々な薄毛治療が出回っていますが、最も権威性のある治療マニュアルは下記のものになります。

「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」

このガイドラインをつくったのは、皮膚科の専門医たちで構成する日本皮膚科学会です。

このガイドラインが優れているところは、さまざまなAGA治療法について明確に評価している点です。評価は5段階で、次のようになっています。

A:行うよう強くすすめる
B:行うようすすめる
C1:行ってもよい
C2:行わないほうがよい
D:行うべきではない

このガイドラインにもフィナステリドの内服は「A:行うよう強くすすめる」という最高評価を得ています。

ちなみにガイドラインがA判定を下したAGA治療は下記のとおりです。

・フィナステリドの内服
・デュタステリドの内服
・ミノキシジルの外用

なぜフィナステリドの服用で効果がでないのか?

フィナステリドを服用することでコップの穴を防ぐ効果があります。

ではなぜ長期的に服用を続けていても効果がでない人がいるのか?

その理由は二つあります。

・完全に穴を防ぐことができていないから
・コップに水(栄養素)を入れていないから

残念ながらフィナステリドの服用で100%の確率でAGAを止めることは不可能なのです。

というのも5αリダクターゼは実は2種類あります。1型と2型に分類される5αリダクターゼですがフィナステリドの服用で止めることのできるのは2型のみになります。

ほとんどの人は2型の5αリダクターゼが悪さをするので効果が見込めますが、稀に1型が多く分布されている人もいます。

その人は両方の5αリダクターゼをブロックできるデュタステリドの服用が必要になります。

では最初からデュタステリドを服用すればいいのでは?

そう考える人もいますよね。しかしデュタステリドはフィナステリドに比べて副作用の危険性が高くなるのです。薬の値段も割高になります。ですのでまずはフィナステリドの服用で様子を見てみて効果が見込めなかった場合にデュタステリドに変更することをおすすめします。

3年以上服用しても効果がでない場合は変更しましょう。

コップに水入れてますか?

穴を防ぐだけでは発毛効果は見込めません。

フィナステリドの服用で薄毛の進行を食い止めながら、同時に発毛を促す栄養素を与えることが大切です。

コップの水が減らなくなっても自然に増えるわけではないですからね。

必要なのはミノキシジルの外用です。

先ほど紹介したガイドラインでも「A:行うよう強くすすめる」という最高評価を得ています。

ミノキシジルにはタブレットもありますが、同じ成分でも内服は推奨されていません。

内服は最低評価の「D:行うべきではない」判定が出ています。理由は副作用の危険性が高いからです。

ミノキシジルは必ず外用するようにしましょう。

使い方は1日に2回、朝晩に1㎎使用します。気になる部分スポイトで液体を垂らして頭皮マッサージを行います。

フィナステリドはどこで手に入る?

基本的には皮膚科で診察してもらって処方箋をもらいます。薬ですから病院で購入するのが王道です。

価格にして1か月で約6.000~7.000円くらいですね。

万が一副作用の症状が出てもお医者さんに相談できるので初めての購入は病院で買うようにしましょう。

しかしフィナステリドは長期的な服用が必要な薬です。

「毎月のランニングコストがきつい。」

という人もいるでしょう。

そんな人は自己責任にはなりますが、通販で購入することもできます。

「フィナステリド 通販」で検索すると色々なサイトが出てきますよ。

ジェネリック医薬品を販売しているので、正規品と同じ成分で半額以下で購入することができます。

ミノキシジルはどこで手に入る?

約20年前に発売開始され、「相棒」水谷豊さんのCMでお馴染みの「大正製薬リアップ」のことを恐らくご存じではないでしょうか。

国内の医薬法で定められている最大量のミノキシジル5%を配合し、発毛剤を求められた商品です。

一昔前まではミノキシジルといえばリアップ一択でしたが、ここ数年は大正製薬の特許がきれて様々なメーカーがジェネリック医薬品を開発し市場に参入してきています。15~18種類くらいのミノキシジル発毛剤が現時点で発売されています。

ドラッグストアなどで薬剤師と面談してから買う事ができます。

価格帯はどの商品も1か月で7.000円前後です。

こちらも自己責任にはなりますが通販サイトで安いジェネリック医薬品は販売されています。

「ランニングコストがきつい。」

という人は通販もありだと思います。

正しい使い方を守ろう

しっかりとした効果を求めるならば正しい使い方を守りましょう。

・フィナステリドは1日1㎎を服用

・ミノキシジルは1日2回朝晩に1㎎外用

これをしっかり守って1年間過ごせば確実に髪の毛は改善します。

「たまに飲むの忘れちゃう。」

「朝は忙しいからミノキシジルは使っていない。」

このように正しい使い方ができなければ、当然のことですが薬の効能も半減してしまいます。

まとめ:フィナステリドを服用しても効果がでない人へ【多方面からのアプローチが必要です】

・フィナステリドはミノキシジルと合わせて使うことで発毛効果が最大限になる。
・両方を使っているにもかかわらず、効果がでない人はフィナステリドをデュタステリドに変えることをおすすめします。
・薬の購入は自分に合った方法で大丈夫(自己責任ですよ)
コップの水が減らないように穴を塞ぎながら、コップに水を注ぐイメージです。
食生活や睡眠時間、シャンプー方法、ストレスの緩和など他にもやるべきことはありますが、まずはこの二つを試してみて下さい。
発毛においてかなり重要な成分です。
少しでも参考になれば嬉しいです。

 

 

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